生物学的半減期 ヨウ素 セシウム ストロンチウム 物理学的半減期

生物学的半減期はヨウ素、セシウム、ストロンチウムといった
放射性核種が生体に取り込まれ代謝や排泄などの
生物学的な過程により体から出て行くまでの時間です。

物理学的半減期は原子核崩壊によって半分に減る時間で
今迄報道で言われていた半減期はこれに当たります。

以下はヨウ素、セシウム、ストロンチウムの
物理学的半減期と生物学的半減期です。

ヨウ素-131
物理学的半減期：約8.04日
生物学的半減期：甲状腺で約120日。その他の臓器では約12日

セシウム-137
物理学的半減期：約30.1年
生物学的半減期：約70日

セシウム-134
物理学的半減期：約2.06年
生物学的半減期：約100～200日

ストロンチウム-90
物理学的半減期：約28.6年
生物学的半減期：約49.3年

そういえば明後日 京都大学 原子炉実験所助教
小出浩章先生の新刊が出ますね。

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