SSブログ

福島第一原発原子炉の循環注水冷却の安定冷却と放出される放射性物質の現状(7月22日) [放射能汚染の真実]

7月22日に自由報道協会で内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)、
節電啓発等担当、原発事故の収束及び再発防止担当を務める
細野豪志大臣の会見が行われました。

その中で大臣は福島第一原発原子炉の今の状態を報告しています。

当初の原子炉の冷却のやり方として冠水という方法を
採る予定でしたが原子炉圧力容器、格納容器に
穴が開いているので循環注水冷却に切り替えている。

循環注水冷却で原子炉の冷却そのものはできていると考えている。

原子炉1号機の温度は100度ちょっと、
2号機、3号機は130度から150度と
冷却方法は変わったが結果として
安定的に冷却ができていると考える。

外の出でている放射能の問題について、
事故の直後に出ていた放射能に比べ今の放射能の量は
(東京電力が評価をし、保安院が是としたもの)
多めに見積もって200万分の1まで減少してきている。

まったく放射能が出ていないという状況ではないものの
当初の目的であった放射能の放出は低下せることはできた。

放射性核種の数値は具体的なもの出来ていない。

とのことです。放射能の量が200万分の1まで
減ったというのは良いニュースですね。

そういえば新書ランキングで今この本が1位です。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

放射能 暫定基準値の3月17日からの引き上げ(厚生労働省 食品衛生法) [暫定基準値]

飲料水の世界の基準値

WHO基準 1ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)

日本に放射能に関する飲料水基準はなかったそうです。
基本的に3/17までは日本の基準値としては

ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L)
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )

この時までは日本は飲料水の放射性核種の基準をを
世界保健機関(WHO)基準相当としていました。

3/17以降の日本の暫定基準値は

ヨウ素(I-131)131
飲料水 300 Bq/kg
牛乳・乳製品 300 Bq/kg
野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg

セシウム(Cs-137)137
飲料水 200 Bq/kg
牛乳・乳製品 200 Bq/kg
野菜類 500 Bq/kg
穀類 500 Bq/kg
肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg

WHOの水の基準 1ベクレル
アメリカの水の基準 0.1ベクレル
チェルノブイリの水の基準 10ベクレルですが

日本の水の基準は300ベクレルなので
WHOの300倍になりますね。

WHOの食べ物の基準 10ベクレル
チェルノブイリの食べ物の基準 37ベクレル
アメリカの食べ物の基準 170ベクレル
日本は半減期の長いセシウムであっても
200~500ベクレルです。

暫定基準値といっても3・17以降緩和されていて
今まで以上に放射性物質が取り込まれる可能性が
上がっているという事実を知っておいた方がいいです。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康
QLOOKアクセス解析

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。